昨日まで日本LD学会の新潟大会に参加してきました。
そこで「外国籍児童生徒と発達障害」というシンポジウムがありました。
外国籍児童生徒の中に、おそらく一定数の発達障害の子どもが存在するだろうと思います。
しかし、言葉の問題なのか、発達の問題なのか、アセスメントが非常に難しいということが議論されていました。
外国籍の方は地域ごとに出身国のコミュニティを作っていることが多いです。
そして、そのコミュニティには、例えば学校の面談に付き添ってあげたりする、通訳ボランティアの存在があります。
この通訳ボランティアが、もしかしたら発達障害のある外国籍児童生徒支援の、カギを握るのではないか、と考えました。
個人面談などで、学校の先生から子どもの発達について、例えば通級指導を受けた方がいいですよ、とアドバイスをもらいます。その時に、通訳が適切に保護者に伝える、という技術が必要になります。
そう考えると、通訳ボランティアが特別支援教育の知識をもっていることが必要となります。
通訳ボランティアへの特別支援教育の理解啓発、また新たな可能性が出てきました。