ボードゲームと通級指導

かつて私は、通級指導教室でボードゲームを使った指導をすることに、懐疑的でした。

やはり、ねらいが不明確になりやすいからです。

しかし、「自立活動」の視点をもつことで、ボードゲームの有効性もあるのではないか、と最近は考えを変えています。


例えば、LDの子ども。
LDの子どもには「プランニング」が弱い傾向が見られます。
自立活動でいえば、心理的な安定、環境の把握、あたりが相互に関連しそうです。

通常の学級の学習で見られるプランニングのつまづきを分析して、それをトレーニングできるようなボードゲームを使用する、という指導案づくりの作業になるでしょう。

自立活動とボードゲームのバリエーションを研究していきます。