特別支援学級の理科指導

1 主発問の言い回しに気をつける
よくあるのが、「電気が通るかどうかを予想しよう」という言い回し。
これだと、「予想する」が授業の目的である。主発問にはならない。


2 予想をまとめる技能を育てる
一番現実的なのは、「表」にまとめることである。なぜなら、表にまとめる技能、表を読み取る技能は日常生活に欠かせないから。


3 「させる」ためにどう支援するか
指導案で「○○に気づかせる」など、「○○させる」という表現を使ってしまうことがある。
特別支援学級では、この「○○させる」ために「どう支援するか」まで考えなければならない。
例えば、「塗装したアルミ缶は電気を通さないことに気づかせるために、ヤスリをかけて塗装を落としたアルミ缶は電気がつくところを見せる」