虐待事件につながる叱られることの主訴がわり

例えば、集合時間に遅れてしまった子どもがいたとします。

先生「なんで、遅れたんだ!」
子ども「え、、、なんでって言われても」
先生「なんだその答えは!ちゃんと答えられないのか!」
子ども「・・・」
先生「答えられないのか?日本語わからないんだな!」
子ども「・・・」
先生「まだ黙ってるんだな!そういう態度がよくないんだよ!」


集合時間に遅れたことが、いつのまにか「黙っていて態度が悪い」ことについて叱られています。

このような「叱られていることの主訴がわり」は、学校でもよく見られます。

教育のプロである教師ですら陥りやすいのですから、家庭ではもっとこのような主訴がわりが見られるのではないでしょうか。
虐待がエスカレートする構造は、この主訴がわりに起因することも多いと思います。