資質・能力を育てるカギは方法知

多くの授業では、最後に「振り返り」の時間を設けています。

多くの学級では、帰りの会で「今日一日を振り返る」時間を設けています。

振り返るのはどのようなことでしょうか?

ほとんどが「内容」に関することだと思います。
「今日の授業で、農家の人の苦労がわかりました。」
「今日は、友だちと中休みに遊んだことが楽しかったです。」


これを「方法知」に変えたらどうでしょうか?

「農家の方の苦労がわかったのは、実際に農家の方の話を聞いたからです。」
「友だちと遊んで楽しかったのは、自分から声をかけたからです。」

これで少しは「資質・能力」の育成に近づけるのではないでしょうか?