授業ユニバーサルデザイン。この言葉の「デザイン」の部分に注目してみます。
そもそも「デザイン」とは?
かっこよくなれば、デザイン的に優れているのでしょうか?
一番わかりやすい例は、電化製品だと思います。
日本の電化製品は、いろいろな機能をつけて、便利になっています。
しかし、いろいろな機能をつけすぎたための弊害も指摘されています。
機能の説明を聞いてもピンとこない。
説明書がないと使えない。
そんな機能いらないから安くしてほしい。
学校の授業も同じだと思います。
教科書が至れり尽くせりになって、かえって使いにくくなった。
プリントだらけで、紙資源の無駄。
先生の話、楽しいけど、内容がない。
授業ユニバーサルデザインの「デザイン」面に注目すると、授業の「機能美」を追求していくことが浮かび上がってきます。