ZOOMなどを使ったオンライン授業が、今、注目されています。
リアルな対面式授業に近い形で授業が行えそうなイメージがあります。
このオンライン授業を苦手とする対応の子どももいるかなと思います。
まず考えられるのはHSCの子どもたちです。
「HSCは感覚過敏。オンライン授業の方が刺激が少なくて、いいのでは?」
たしかに、例えば人の匂いとか、光の加減や、空調の加減などが刺激となって困っているHSCの子どもには、オンライン授業はとてもマッチするかと思います。
しかし、先生の細かな表情を見て感じる、教材の細かな部分を見て学ぶ、というようなタイプのHSCの子どもたちにはライブ感のないオンライン授業は魅力的に映らないようです。
実は、HSCの子どもたちは、「感覚が過敏である」ことが弱みとしてだけでなく、強みとして機能していることがあるのです。
感覚が過敏だからこそ、いろいろなことに気付き、学習していけるという才能。
これが、オンライン授業とは相性がよくないようです。