壁はいらない、って言われても。心のバリアフリー
今中博之 河出書房新社 2020年
21 悪意のない善意ほどややこしいものはない
30 壁をゼロにすれば「ややこしい」人も入ってくる。
→ややこしさの正体は「煩悩」
34 依存先の少ない人に依存先を増やし、依存先の人と同じ量と質を確保すること
→合理的配慮
81 努力では如何ともしがたい運を味方につけて、六分の勝ちを狙っていくのが塩梅いい勝ち方
82 アマチュアは一発勝負を好む。
プロは「勝ち星よりも適当な負け星を引き込む工夫の方が肝要」
93 「つながりすぎない」人数は150人
(By 京都大学 山極寿一総長)
107 人間の頭脳は多様性が苦手
→物事を単純化して理解しないとパンクする
112 人生は論文を書くこと
論文の善し悪しは「問いの立て方」
人生の「問い」は、「つまずき」の中から見出せることが多い
137 「自分依存状態」が依存症の本体
「依存症」とは、実は身近な他人に「依存できない病気」
169 共生は「共苦」とペア
全ての人とともに苦しむ覚悟がないと共生なんてできっこない。