障害社会学という視座 社会モデルから社会学的反省へ
榊原賢二郎(編) 新曜社 2019年
Pⅲ 誰が障害者なのかは、社会モデルにおいては実は明確ではない
P1 「女性に髪の毛がないこと」とは、どのような障害なのか
P24 当事者にとって「治療しても治らない」という現実を受け入れ、治療しないという選択に至るのは、決して容易なことではない
P107 息子について、相手に伝えるための”説明コスト”は知的障害者の母親にとって何を始めるにせよ、高いハードル
P158 障害の社会モデル
イギリスのマイケル・オリバー(oliver 1983)
P163 障害の社会モデルは、一種の社会構築主義
①障害者の経験を根拠として、社会変革を迫る政治的方向性
②社会学者が障害者の経験の一面性を指摘して、社会学理論による解決を図るという理論的方向性