流行に踊る日本の教育
石井英真(編) 東洋館出版社 2021年
34 汎用的スキルは、文脈のないところでそれ自体を直接的に指導しても効果は望めない。
EX 自転車に上手く乗れている人の特徴を取り出して、それを教え込んだからといって、自転車に乗れるようにならない
58 個別化
量的な差異に応じるか(習熟度)
質的な差異に応じるか(興味・関心や学習スタイル)
123 「みんなちがって、みんないい」という理念は賛成するのに、実現は困難、それでも整合性を取ろうとする。
→そこには矛盾が起こっている
127 インクルーシブ教育の2つの語り
1.大空小学校
2.授業UD
139 現状のインクルーシブに対する語りは、知的障害などのマイノリティの子どもの学びを十分に検討しないまま、「自分たちが教育しやすい」「論じやすい」子どもを対象に話を進めている
168 仮説検証型校内研究
「Aするためには B すればよい」という仮説が正しいかどうかを「検証」する。
↓
課題解決型校内研究
「Aするための様々な実践」をして全教職員で「共有」する
254 授業検討会は統計的に推論される「原因」ではなく、解釈学的に「理由」を語り紡いでいく意味生成の
場
262 カリキュラム・マネジメントの三つの側面
・目標設定
・行為課程(PDCA)
・資源活用
310 新しそうな言葉を目にしたら、まずは「それって自分の授業ですでにできていないかな?」と立ち止まって考えればよい。