Socitey(ソサエティ)5.0 人間中心の超スマート社会
日立東大ラボ 日本経済新聞出版 2018年
19 社会全体にとっての最適と、個人にとっての最適をどうバランスするか
EX エアコンの室温設定
20 サイバー空間とフィジカル空間(現実世界)の融合
→Society5.0を支える最も基本的な仕組み
24 サイバー空間とフィジカル空間の融合によって、今後期待されるのは、フィジカル空間から集められた圧倒的な量と種類のデータが生み出す価値
25 ある街で試みたデータ分析は、別の街で有用かもしれない
→分析結果そのものが使える場合は少ないかもしれないが、分析方法は流用できるかもしれない
27 Society5.0
知識集約型社会、データ駆動型社会
46 内閣府「科学技術イノベーション総合戦略2017」
地域、年齢、性別、言語等による格差なく、多様なニーズ、潜在的なニーズにきめ細かに対応した物やサービスを提供することで、経済的発展と社会的課題の解決を両立し、人々が快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることのできる、人間中心の社会
→Society 5.0
71 再生可能エネルギーへの移行
人々の生活の快適さは維持しつつCO2排出量削減も達成することを目指す
124 何を最適化するか?
126 「人間生成理論」・・・介護の分野
いたれりつくせりの完全介護、高度医療による延命などが本当にどこまで必要か
↓
人は環境や周りの人との関わり合いの中で、いろいろな情報を自ら得て行動を考え、選択し、そこからの経験に基づいて成長していくことに意味があるという考え方
131 自律分散
→サブシステムが自律的に個々に動作しつつも全体としての協調性を実現する仕組み
↓
異分野サービスの連携
141 日立評論(2015)
ウェアラブル技術による幸福感の計測
幸福な人はそうでない人に比べて営業の生産性は37%、クリエイティビティは300%高い
145 データの信頼性の問題
悪意のある人間による悪意の込められたデータの混在
EX 「いいね」ボタン
データ・情報の信頼性を評価する仕掛け
218 データの匿名性
そもそも個人の買い物履歴などのデータは誰に所有権があるのかという問い
246 水がない地域
ペットボトルの自動販売機を置くのと、井戸の掘り方を伝えるのと、どちらが地域のケイパビリティをより高めるだろうか
261 まず私たち上の世代が自ら色々なことに挑戦し、その姿を見せていくべき
281 リアクタンス
行動の自由が制限され、ある選択肢を「強制的」に選ばされることに対して、心理的な反発を感じる