ライブ!主権者教育から公共へ
藤井剛・大畑方人 山川出版社 2020年
7 そもそも人間は間違う動物であり、その間違う可能性をできるだけ軽減してくれるものがリテラシー
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・積極的リテラシー・・・いろいろと比較考慮して、今の段階で、どう決断するのがより適切かということに向き合う力
・消極的リテラシー・・・いわば「情報を疑う」ことができるということ
16 「日本国民は生まれながらにして主権者なのか」という問い
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私たちは生まれながらに主権者なのだけれども主権者にならなくてはいけないんだ。それが主権者教育なのだ。
29 球技大会で行う種目を決める方法
・小学2年生・・・自分の意見や気持ちが先走る。先生に決めてもらおうとする。
・小学4年生・・・少数意見を聞き、じっくり話し合って、民主主義的に決めて行こうとする。
・小学6年生・・・みんなで自分の意見を言い合っても、まとまらないものはまとまらないのだから、ある程度、議論をしたら多数決で決めて練習を始めよう
48 主権者教育では、民主主義だけではなく、より根源的な人権について教えるべき
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主権者教育の目的は、多様な人々の人権をどのように保証するか、そしてそのために、主権者である私たちはどのように行動すべきかについて、自分の考えを持つようにすること寄りすること。