発達障害と人間関係 カサンドラ症候群にならないために

発達障害と人間関係 カサンドラ症候群にならないために

宮尾益知 講談社 2021

 

6 字義通り

Ex.業務上の大事なイベントの最終日が日曜日

「プライベートを大事にしろと言われたから行きませんでした」

 

54 ビジネスの現場での「うつ状態」もカサンドラ症候群として捉える

 

60  ASD の上司

部下のことを単なる「駒」として捉え、「いくらでも代わりはいる」と思っている

 

81  ASD の人の考え方は、深く考えているように見えて、想像しているよりも「浅い」と考えた方がよい

自分が「正しいと思っていること」を「正しい」と言っているだけ

 

86  ASD の夫は、子どもが発達していくイメージを抱くのが苦手

→その年齢では仕方のない失敗を厳格に叱ってしまう

 

87  ASDの夫の多くは、自分自身の学校生活にあまりよい思い出がなく、思い入れもない

→学校には「行く」ものだとは思っているが、子供の「学校生活」の内容には関心が低い

 

94 自分の言動が他人にどう受け止められるかよりも、「発した言葉の内容が正しいかどうか」を優先する

 

100 シナプスが刈り込まれず、その枝がとても細くなっている

→大まかに考えて「まあいいか」という判断ができない

 

148 意味がなく、何の得にもならない行為を要求されると、非常に苦痛を感じる

 

162  ADHD・・・「復習」 ASD・・・「予習」

 

203 不満や要求という形ではなく、「単なる情報」としてASDに伝わると、「自分が主体的に関わらなければならない」目的や意味に変わる