どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2
宮口幸治 新潮社 2021年
27
・頑張れないから支援しなければならない
・支援したくないから支援しなければならない
・困ってないふりをするから助けないといけない
・支援の場に自ら来られないから支援しないといけない
28 一番の保護者支援
”もう一度この子のために頑張ってみよう”と思ってもらうこと
43 ”無理をさせる”ことには反対だが、誤った”頑張らせない”になってしまうと、ここでも被害者は子どもたち
55 漢字を覚える→ほめられる(1ステップ)→やる気が出る(2ステップ)→テストでいい点が取れる(3ステップ)→いい学校に行ける(4ステップ)→いい仕事につける(5ステップ)
知的障害児では探索の深さは1ステップ
56 漢字を覚える→ほめられない(1ステップ)→終わり
59 頑張れない理由としては、欲求段階の問題もある
マズローの欲求の5段階説によると、自己実現の欲求は最終段階
→4つの欲求が満たされて、初めて自己実現の欲求が出てくる
68 「もしあなたが周りから毎日『もっと減量しなさい』と言われ続けたらどう思いますか?」
79 人付き合いが上手い人=人が好き?
人付き合いが苦手な人=人が嫌い?
97 頑張るための動機づけは、人によってさまざま
127 試し行動→周囲の気を引いている
これは支援者側の言い分
↓
「自分はうまく解決できない、本当は助けてほしい」という本人のサインだととらえるとどうか。